猫生活

2015年7月に拾った野良子猫の出来事。

猫生活も落ち着き1年少々を経て再開。

猫!

子猫は可愛いけど、成猫も好きだよ。

大きさも丁度いいし、落ち着いていてゆったりとした雰囲気と、しなやかな動きが好きなんだよね。

目を細める表情も好き。

頭から撫でて、首元、背中、尻尾までの滑らかなラインを撫でた時のあの至福の時。

他の人は、飼い猫でも野良猫でも忘れる事のできない猫ちゃんっていたりするんだろうか。

印象深い猫ちゃん。



1年位前に、野良なのに太ましいキジトラの成猫と出会ったんだ。

人馴れしている様で逃げなかったけど、はじめはよそよそしかったよ。

特定の民家の車庫に置かれたダンボールを住処にしていて、近所の人にも大分可愛がられていた様子。

私も気にかけていた。雌で、すでに避妊手術も済ませていたらしい。年齢は3〜4歳か、いや実はもっとだいぶ歳だという情報も。当初いつも同じキジトラ模様の、既に大きい2匹の子供とつるんでいたけど、しばらく見ないうちに子供達だけ先に死んじゃってた。


通ううちに馴染みになり、最後には膝の上まで乗って寝てしまうようになった。ずっしりと重く、それでいて安定感があり、よく足腰が痺れた。

当初の顔つきは野良特有の強面。

決して美猫とは言えないが、全体が愛らしい。鋭い眼光で走ってきてゴロゴロ甘える仕草とのギャップがたまらなかった。お互い探り探りで仲良くなった気がした。とても愛おしかった。

また、行くと大抵会う事ができ、現れ方にも2パターンあった。

1つ目は、車庫の前でチチチと声をかけると、ダンボールの住処からニュッと顔を出し走ってくる。

2つ目は、近くでニャーニャー声がするので立ち止まっているとドブからひょこっと顔を出して登場。

特に尻尾の付け根を撫でられるのを喜んだ。


行けば会えるかもしれない、今日もいつもの場所に居るかもしれない、という絶妙の距離感がますます夢中にさせた。異常に可愛かった。

外の季節も無事冬を越し、暖かい春がきたある日、10日間くらい連続で姿を見せなくなった。

毎日探した。羞恥心はあったが、勝手につけた名前で呼んでみたりして。けど猫の気配すら無い。

色んな名前をつけられていたので、それでも呼んだが同様。

思い切って車庫の家の人にも聞こうと考えたが、なんとなくそれはやめておいた。

仕事の前に近くに寄り、仕事の後は毎晩探してみた。

もしかして怪我とかしてドブにひっそりとうずくまっているのかな?とか思いながら。

諦めと疲れで空き地で休んでいる時、自分の飼い猫じゃないのに一体何やってるんだか・・と思いながら毎日探してしまった。

もしどこかで怪我していたり、保健所に収容されていたら飼おう。と、主人に相談し、主人にも懐いていたので承知してくれた。

翌日、主人の休日に住処の近くまで車で行き、車内から保健所に保護されていないか確認の連絡を入れていたら、先に見に行っていた主人が「見つけた!!」

なんと住処にうずくまっていた。

本当に居た。弱々しい様子。誰かが用意した餌入れの餌にも手をつけていなかった。

弱々しいながらも思い出してくれたようで、ニャーンニャーン鳴きながら膝に乗る。

飼う事を車庫の家の人に相談するつもりでいたら主人が止めた。

ここが一番安心するんだよ、って。

何も言えなかった。近所の人達からも可愛がられてるし。納得した。

翌日からまた姿を消して数ヶ月たった今まで会えていない。

あの時、最後に会いにきてくれたのかな?って何となくだけど思うことが出来た。

たまたま車庫の家の人と話す機会があった。猫が戻ってきた当日は家の中に入れてみたけど、所在無さげに鳴き続けながらずっとウロウロしていたので、外のダンボールハウスに戻してみたら一番落ち着いたんだと。

居なくなった理由については分からない。けどあの時最後に会う事ができて良かったと思う。

居なくなって数ヶ月。今でも忘れられない大事な猫ちゃんです。


もちろんレンも大好き!たくましく、立派な成猫に育って欲しいと願っています。


⬇︎野良猫ちゃん




⬇︎出会って4日目の頃だよ。

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